Anakin v.s. Obiwan製作
暗黒卿の次はもっとダイナミックなポーズのものを作ってみよう!ということで、今度は激しくライトセイバーを打ち付け合う元師弟の二人です。
今回はもう少し細かく製作過程を書いていきます。とか言いつつ途中から写真を撮るのをサボり気味になってました:-P。
まず、骨組みの作り方から。今のやり方ではこんなパーツで構成しています(左)。脚部は試行錯誤の結果こうなりました。最初は腕と同様、左右別々にしていたのですが、それだと大きな動きのポーズを作ろうとした時に、針金をいじっている間に取れてしまいます。その対策として、この左右一体構造が編み出されました(さりげなくノウハウ放出)。
これらのパーツは型紙の上に貼り付けた上で(中)、半田付けします。なんだかDarth Vaderの手術台を彷彿とさせますね。半田付けができたら手術台からはがします(右)。
ここまで出来たら、針金をくねくねと曲げながらポーズを付けていきます。写真などを用意して、それと見くらべながら作業します。時々自分でポーズを取ってみては、「うむ、胸の向きに対して腰は45度ほど右を向くのだな。」などと確認しながら進めます。いや、頭の中だけで出来るなら実演しなくて構いませんが。
できたのがこれ。左がAnakin Skywalker(というより既にDarth Vaderの名が与えられている)、右がObiwan Kenobi。この段階じゃ分かりませんけど。
これらに溶きパテを塗ると、下のようなものが出来上がります。表面張力のせいで、割と人体っぽい曲面が自然と出来てきます。このままでもいいんじゃないかと思っちゃいますね。ペプシマンやスパイダーマンを作るならの話ですが:-P。今回は頭を別に作ることにしたので、まだ首なしです。頭はエポキシパテを丸めた粒(を針金に刺したもの)を別途作り、顔を彫ってから本体とドッキングしました。
次に、服の裾部分を作ってみます。もちろんデザインカッターなどで彫刻してもいいのですが、しっかりエッジの立った裾を作るために、こんな方法を試してみました。まず粘土で立体的マスキングを施します(左)。そしてその周囲に溶きパテを塗ります(右)。乾いてから粘土を取れば、新たに塗った溶きパテが裾を形作っているはず、ということです。バリのようなものを多少整えたら、割と思った通りになりました(写真撮り忘れ:次ステップの写真参照のこと)。
さらに、Darth Vaderのマントと同様にサランラップを用いてアナキンの服を作ります。正直、凝り過ぎです。型取り複製しようと思ったら、こういう構造はまずいですね。
次に、色を塗ります。ってもうライトセイバーを持ってますね。どこから手に入れたのでしょう。
人だけではなんなので、今回は地面も作ってみます(左)。地面は、模型用プラスタを適当にプラ板に塗りたくっただけのものです。最終的にはアクリルのキューブに入れようと思います(右)。
そして出来上がったのがこれ(左)。よくEpisodeIIIのポスターなどで使われているシーンなのですが、うまく再現できているでしょうか。立体なので当然ポスターとは違う角度からも見られます(中、右)。
キューブに収めるとこうなります。
Darth Vader製作
人物の1/220フィギュアにトライということで、Darth Vaderを作ってみることにしました(<その人選は何? (^^;;)。
大まかに以下のような手順で製作しました。
まず、真鍮の針金で作った骨組みに溶きパテを塗って人の形を作り、デザインカッターで彫刻を施します(左)。頭の上に針金を伸ばしておくのが一つのポイントですね。これが無いとまず作業できません。また、さすがに肉眼では見えづらいので、キズミ(時計職人が使う片目用ルーペ)を使いました。キズミを使うと非常に良く見えますが、片目のため遠近感が掴みにくい、焦点距離が短いためキズミとターゲットの間に道具を入れる幅があまりない、などの欠点もあります。ちなみに、キズミは倍率が高過ぎない方が良いようです。
次に、ローブの腰から下の部分とマントを作ります(中)。マントの材質は実は、溶きパテを塗ったサランラップ、です。このやり方を思い付いた時は、自分って天才かも、と思いました:-P。大きさが分かり易いように10円玉に載せてみました(右)。
これを塗装したのが下です。折角彫り込んだ形状がちょっと分かりにくくなってしまいました(写真のピントが合ってないせいもあります)。ヘルメットはそこだけツヤありの塗料にしてありますが分かるかな。それにしても、塗装は難しいです。
さらに、手先を一旦削ってまた溶きパテを盛り、光ファイバーを差し込んで固定しました。クリア塗料で塗ればライトセイバーの出来上がりです。頭の針金を切断して断面も黒く塗りつぶせば完成(左下)。足の下に透明なプラ板を接着して立たせてあります。
比較のために並べたのは、Preiserの1/220フィギュアと米粒です。天下のPreiserはさすがの出来ですね。シンプルながらツボを押さえた見事な造形だと思います。塗装も綺麗です。このレベルのものが作れるようになれるといいのですが、たぶんそのためにはきちんとした彫刻の技術が必要ですね。
指やキーボードの上に乗せてみると、小ささが良く分かります(中、右)。