フィギュアを作る過程をいつもよりも多めに記録したのでご紹介します。と言っても、毎回作り方が変わるんですが。
まずはサイドから見た形をプラ板にケガキします。今回は自分が動いている動画を撮影し、そこからパソコンで適当なコマを抜き出して、輪郭をなぞって形を描きました。描いた輪郭はカッティングプロッタ(iDecora)でプラ板にケガキします。推奨外の使い方ですが、すごく便利。
同じ形を3つ切り出します。
そのうち一つから脚を、二つから頭部を除いて貼り合わせると腕以外の全身ができます。
全部で8体。円板に載るのはこれくらいが限度です。円板を大きくすればもっと載りますが、まだやったことはありません。
一体に腕を付けました。
もう何体か。
さらに帽子をかぶせてジャケットを着せるとこの通り。と、サラッと書きましたが、作業はそこそこ大変です。
帽子とジャケットは薄いプラ板を加工したもの。帽子やジャケットの全体を作っているわけではなく、段差が見える必要のあるところだけに板を貼っています。その上でパテを溶いたものを塗って身体の丸みを作っています。
こうすると小ささが際立ちます。
円板に載せるとこの通り。
円板に載せてしまってから色を塗りました。
さらに風船を作ります。最初色をこのようにカラフルにしていたのですが、色によって見えづらい部分があったので、後で同じ色に塗り直しました。
風船は針金のポールを使って縦に張った糸に取り付けています。この糸は以前何かに使えるんじゃないかと思って買っておいたものですが、実は手品用の糸なんです。物が宙に浮く手品で使う、とても細くて見えづらくてその割に丈夫な糸。ネット通販で簡単に手に入ります。